• マーク・ケイ

体外離脱体験

最終更新: 2019年8月3日




「体外離脱」とは自分の肉体から意識が抜け出す体験のことをいい、欧米では「Out of Body Experience (OBE)」と呼ばれます。また「アストラル・プロジェクション(Astral Projection)」ともいいます。


アメリカの超心理学者であるロバート・A・モンロー が自身の「体外離脱」体験を著した『体外への旅 (Journeys Out of the Body)』、『魂の体外旅行 (Far Journeys)』などによって世間一般にも広く認知されるようになって行きました。


*モンローの「体外離脱」体験は実に589回にも及びました。


モンローは自身の体験を元に客観的、かつ統計的な分析、研究を進め、後に「モンロー研究所」を設立。「Hemi-Sync(ヘミシンク)」と呼ばれる特殊な音声技術によるイメージ誘導で「体外離脱」を体験出来るプログラムを開発しています(米国にて特許も取得されている)。


モンローは「体外離脱」を経た意識(魂といっても良いかもしれません)は3つの場所を訪れることが可能だったと言います。1つはモンローが「ローカルⅠ」と呼んでいる場所で、私達が普段生活している、いわば「この世」と言ってもいい場所です。肉体を抜け出たモンローは友人に会いに出掛けています。


最初は私達が普段、通りを歩くように「第二の身体(モンローは「体外離脱」している時の自分の意識をこう呼んでいます)」を移動させていましたが、会いたいと思う相手をイメージすると一瞬でその人の元に移動出来ることに気付きます。

また好奇心旺盛なモンローは、「第二の身体」で女性の友人に会いに行った際、この友人の身体をつねっています。後日、この友人に確認するとモンローがつねった同時刻に、つねられたような痛みを感じたことを証言しています。


次が「ローカルⅡ」です。ここは「死後の世界」「霊界」といっても良い場所で、そこにいる存在は肉体を持たず、思考と想念によって形成されています。さらに過去と現在と未来が交錯した時間の概念すら希薄な世界でした。モンローはこの場所で亡き父や、亡くなったばかりの友人と会っています。見た目はほぼ現実の世界と変わりません。


そして「ローカルⅢ」です。この世界も現実とそっくりです。モンローは「反物質」によって出来ていると表現しています。この他にも彼の著書には肉体と「第二の身体」は、どこまでも伸びるコードで繋がっているという興味深い話しも出て来ます。詳細を知りたい方は是非、読んでみては如何でしょうか。


他にも17世紀のスウェーデンの科学者であるエマヌエル・スヴェーデンボリ(日本ではスウェーデンボルグと訳される)も「体外離脱」によって霊界を見聞し、それを多くの著作に著し発表しています(大英博物館に収蔵されている)。




私も、実は「体外離脱」の体験者です。

最初の「体外離脱」は10代の終わり頃のことです。まどろみの直後に浮遊感が感じられます。この時は実際に目が開いているのではないかと思われるくらいに鮮明に周囲が見えていました。少しずつ、天井が目の前に迫って来るのです。視線を少し横にずらすと消し忘れたテレビでは深夜番組が放送されていることまで分かります。


ついに天井が目の前、30cmほどに迫って来た時に、言いようもない恐怖が襲って来ました。「これはきっと "幽体離脱" というやつだ!この状態で何か得体の知れない存在を見たりしたらどうしよう、肉体に戻れなかったらどうしよう...」私は必死で目覚めようと試みました。それに呼応するように、浮遊した意識がストンっと落下するような感覚がして、次の瞬間、私は布団の中で目覚めました。


それ以来、私はかなりの頻度で、この浮遊体験を経験しました。その度に、恐怖と不安でいっぱいになり、肉体に戻ってしまいます。このことがあってから、モンローを始めとする「体外離脱」に関連する書籍をたくさん読んで、知識を詰め込みました。恐れる必要はなく、肉体に戻れないなどということはないこと、それ以上に好奇心を持って臨めば未知の世界を垣間見ることが可能なのだと知ります。しかし、あの独特の浮遊感は何とも心許なく不安に陥るものであり、恐怖を拭えませんでした。


恐怖と不安に抗えず、天井すれすれまで浮かんで、すぐに肉体に戻るという経験を何度も重ねて10年以上経過したある日、やっと勇気を振り絞って天井まで達した時に、視線を移動してみました。すると、自分が布団で寝ている姿を見たのです!これでこの体験が本当に「体外離脱」なのだと確信しました。自室のインテリアも、布団の柄も、全て現実通りで、鮮明です。

恐怖と不安よりも、少しずつですが好奇心が勝って来ました。その勢いで、外に出てみようとしました。しかし、その日はそれ以上移動することが何故か出来ず、肉体に意識が戻ってしまいます。


そして、しばらく「体外離脱」を体験しない日々が随分長く続きました。そんな体験をしていたことも忘れかけていたある日、再びその浮遊感を感じたのです。


数年振りに体験した浮遊感に焦ったのか、その日はやはり天井が迫って来る感覚に陥った時に抵抗をしてしまい、肉体に戻ってしまいましたが、数日後に再び、その浮遊感がやって来ました。私は「その調子だ!」とそのまま自室を抜け出し、ベランダから外に出てみたのです。勿論この時、ベランダのガラス扉は閉まっています。そこをすり抜けることが出来ました。


自分の住んでいるマンションの上空に浮かんでいることが分かります。夜の街灯りも鮮明に見えています。モンローのいう「ローカルⅠ」ということになるのでしょう。


その時です!私のすぐ側に、気配を感じます。最初に「体外離脱」体験をした時に、感じた恐怖の1つが、離脱した状態で "得体の知れない存在に出会う"ことでした。今まさにその恐怖が現実のものになるのかと、ふと思いましたが、その時私は躊躇なく、その気配がした方向に目をやりました。


何と、そこには少し小太りな中年男性がいました。パジャマを着ています。「あ!あの人も肉体を抜け出ているんだ」そう思い、話しかけようとした時に不意に意識が身体に戻ってしまいました。この辺りの「第二の身体」のコントロールが、どうやら私は未熟のようです。

またそれから数年が経過しており、浮遊する感覚そのものは何度も味わうものの、鮮明な「体外離脱」体験はしていません。


頻繁に体験していた当時は、偶発的に起こるこの現象を何とか意図的に起こせないものかと、試行錯誤しました。それが前回の記事でお話しした「数息観」という密教の修法を利用したものと「筋弛緩法」です。最も効果的だったのは前者の「数息観」です。


目を閉じて「吸う」「吐く」をワンセット1回とカウントし、心の中で呼吸を数えて行きます。数が増えて行く毎に、呼吸が静かに、浅くなって行くことに気付きます。それと同時に肉体の感覚が薄らいで、意識と分離して行くような感覚を得られるようになります。この状態をしばらく維持出来れば、浮遊観がやって来ます。


この方法で、浮遊観を得て、肉体から意識を遊離させる、天井がどんどん目前に近付いて来る、というところまでは成功するもの、なかなかその「第二の身体」を自在に操る、移動するというのは、私には困難でした。


「体外離脱」体験者は、会いたい人に会いに行ったり、行きたかった場所に瞬時に移動したり、宇宙空間にまで移動したという人までいます。自在に移動出来れば、これほど楽しい体験はないのかもしれません。


こうした体験は、これまであまり人には話したことがありませんでした。信用されないからです。モンローや、その他の研究者による分析や研究で「体外離脱」を被験者が体験しているとしか思えない客観的事象が多く存在しているのも事実です。

私はどうしても自分が体験したことが「体外離脱」体験であって欲しいとは思っていません。自分が体験したことを合理的に、理論的に説明出来る論説があれば、それを許容したいとも思っています。


もしかすると今後の「睡眠」「夢」「脳」などの研究によって、それが解き明かされる日が来るのかも知れませんが、やはりどこかで「体外離脱」にロマンを感じる部分もあったりします。亡くなった愛する人に再会出来、行くことが叶わなかった場所へ一瞬で訪れることも出来る。そしてモンローが言う3つの「ローカル」の存在。それを考えると、自分が命を全うし懸命に生きた後に待っている世界があるとするなら、より今を「愛おしく」今を「大事に」生きられると、そう思うのです。そして何より、自分の周囲にいる全ての人達、全ての環境を受け入れ、愛することが出来るでしょう。


皆さんは、どう思われるでしょうか。



Hemi-SyncのGuided Meditationです。ヘッドフォンやイヤフォンで音量を大きくし過ぎずに目を閉じて聴いてみて下さい。PCでお聴きの方は当サイトのバックミュージックをOFFにして下さい。



現在、当記事は加筆修正した上で「女性の心と体を調えるスピリチュアルメディアAGLA(アグラ)」にて掲載されております。以下のリンクからお読みになれます。


『意識の遊覧飛行 〜体外離脱は第二の生を証明するのか?〜』



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