• マーク・ケイ

私的四つの浄化ツール

最終更新: 2019年8月3日

「霊に塩は有効か」というブログ記事で、「盛り塩」のルーツや「塩」が万能な浄化ツールになっていった経緯についてお話を致しました。


では「塩」に成り代わる浄化ツールとは何かを、私の経験を踏まえて4つのアプローチでご紹介したいと思います。


①セージ(ネイティヴ・アメリカン的アプローチ)



まずはセージです。


パワーストーンなどの浄化にホワイトセージを使われる方も多いことでしょう。

正確には「スマッジング」といい、ネイティヴ・アメリカンが古来から行なっていた浄化方法です。


<火>ホワイトセージ

<水>アバロンシェル(あわびの貝殻)

<火>スマッジングファン(ターキーなどの羽根)

<地>土(または砂)・炭

の4大元素からなる道具を用います。


部屋の窓、ドアをなるべく多く開け放ちます。

ここから部屋などに滞った邪気などが出て行くイメージを持ちます。


アバロンシェルの中に土(または砂)を少量敷き、その上に炭を置きます。

炭に火を点け、その上にホワイトセージを乗せて燻します。

その煙をスマッジングファンで扇ぎます。

この煙を浄化したい場所、人に向けて送ります。


専用の炭がない場合は、直接ホワイトセージに火を点けても構いません。


アメリカなどでは神父が行なう悪魔払いの儀式でも、ホワイトセージの束に火を点けて対象の室内に立ち入ったりします。


私自身は、鑑定や執筆などの仕事環境を整えるために利用することが多くあります。

物品の浄化だけではなく、空間や人の浄化にも適していますので、是非利用してみて下さい。


②清浄水(道教的アプローチ)


「清浄水」とは道教儀礼に用いられるものです。

道教は中国三大宗教(儒教、仏教、道教)の1つです。


「清浄水」は台湾などでは、邪気を祓い、運気を上げるために使われます。

使用するのは「水」「榕樹(ガジュマル)」「塩」「餅米」です。


台湾では生命力の強い霊木とされる「榕樹(ガジュマル)」を用いることが多くあります。他にも「桃」「柳」などが霊木とされます。


台湾の家庭では邪気払いの効果が大きく、宅内に陽の気を満たす磁場を形成する「榕樹(ガジュマル)」が多く栽培されています。


それでは「清浄水」の作り方を見て行きましょう。


神社に湧き出ている霊水、または富士山や阿蘇山などの信仰の対象となっているような神聖な山から湧き出た天然の硬泉水、これらが手に入らない場合は水源地に注目して選んだペットボトルのミネラルウォーターを用います。


小さめの椀を用意して、この椀の半分の量の水を熱湯にします。

次に、この熱湯の量と同じ分量の平温の水を、用意した椀に注ぎます。


椀に注いだ平温の水に、先ほどの熱湯を加えます。

椀の中は、平温の水と熱湯がちょうど半々になっています。

これが「陰陽水」と呼ばれるものです。


この「陰陽水」に軽くひとつまみずつ粗塩と餅米を入れると「清浄水」となります。

次に榕樹(ようじゅ・ガジュマル)の枝を適当な長さに手折ります。


先ほど作った「清浄水」が入った椀を左手に持ち、手折った榕樹の枝を右手に持ちます。

榕樹の葉が「陰陽水」に浸かるように枝を椀の中に入れます。


右手に持った榕樹で、浄化したい場所に「清浄水」を振りまいていきます。

勿論、自分自身に行なうことも可能です。


両肩や背中、盆の窪などに「清浄水」を振り掛けると効果的です。

セージを焚く時と同様、部屋の窓をなるべく多く開け放って行なって下さい。


この方法は私自身も効果を強く実感している方法です。

自室の雰囲気を変えたい時、不穏さや淀んだ空気感をを感じた時などに行なって下さい。


③塗香(密教的アプローチ)


「塗香」とはお経を唱える前や、写経をする前、または神社仏閣などに参拝する前に、手などに塗って邪気を祓い、精神を清めるために用いる、極細粉末状のお香です。


白檀、桂皮、沈香、丁子などの数種類の貴重な天然の香木、生薬を原料とし、これを細かい粒子状の粉末にしたものが「塗香」です。


スパイシーな香りがしますが、人肌に馴染むと心地良い甘い香りに変わります。


「塗香」の起源はインドにあり、高温多湿な独特の気候により、衛生面への配慮という意味合いもあって身体に付けて体臭を消すのに使ったことが、そもそもの始まりとなっています。こうした土着の風習が次第に仏教に取り入れられていく中で、身体に付けることで心身ともに清められる、穢れや邪気を祓う、という意味を持っていくことになりました。


日本では主に密教(真言宗等)に取り入れられ、僧侶が経文を唱える前に「塗香」を手や身体に塗り付けたり、時に口に含む場合もあります。密教の修法では塗香器という器に「塗香」を盛り使用します。


「香」が人に及ぼす効用には、どのようなものがあるのでしょうか。


中国北宋時代の詩人、書家、文学者であった黄庭堅が香に関する十の効用を記したものが「香十徳」と呼ばれるもので、後に一休禅師(「一休さん」などの頓知話で知られる室町時代の臨済宗の僧)が日本に紹介しました。以下に挙げるものが「香十徳」です。


◎感格鬼神 (かんはきじんにいたる)

感覚が鬼神のように研ぎ澄まされる

◎清淨心身 (こころをきよらかにす)

心身を清く浄化する

◎能除汚穢 (よくけがれをのぞく)

穢れを取り除く

◎能覺睡眠 (よくねむりをさます)

眠気を覚ます

◎静中成友 (せいちゅうにともとなる)

静寂を友とすることが出来る(孤独を拭い去る)

◎塵裏偸閑 (ぢんりにひまをぬすむ)

多忙でも心を和ませる

◎多而不厭 (おおくしていとわず)

多くあっても邪魔にならない

◎寡而為足 (すくなくしてたれりとなす)

少なくても十分香りを放つ

◎久蔵不朽 (ひさしくたくわえてくちず)

長期間保存しても朽ちない

◎常用無障 (つねにもちいてさわりなし)

常用しても障りがない


「塗香」を購入しますと、箱の中にこの「香十徳」が書かれた紙が入っている場合もあります。この「香十徳」を見ても「香」とりわけ、自分に直接塗ることが出来る「塗香」は邪気を祓うという意味では、非常に効果的であることが分かるのではないでしょうか。


「塗香」の具体的な使い方です。


1.右手の親指と人差し指で「塗香」を軽くひとつまみ取り、左手の掌に乗せます。


2.左手の掌の上に、右手の掌を重ねます。「塗香」に掌で蓋をするイメージです。


3.右手の掌が上になっている状態から、左手の掌が上、右手の掌が上の状態に重ねた掌を返します。


4.右手の掌が上になっている状態で、手を擦り合わせ「塗香」を馴染ませます。その後、手の甲、手首と塗り広げていきます。この時には既に「塗香」は体温で溶け広がり、肌に馴染んでいるので、そのまま腕全体、身体と「塗香」を塗り広げて下さい(手で擦り合せた時点で粉末は溶けていますので、香りを広げるといった感覚です)。体全体に行き渡るイメージで行ないます。


霊障が気になる場合、簡易的な除霊では、特に盆の窪(首の後ろの中央の窪み)、背中、心臓に意識して塗り込みます。口に含んでも構いません。天然原料なので身体には影響がありません。極少量で結構です。ただし、湿疹や傷口などがある箇所には塗らないようにして下さい。


密教の修法では、塗香等の香を煮沸して製した水や、香を入れた清浄な水を「香水(こうずい)」と呼びます。この「香水(こうずい)」を加持祈祷した上で、密教法具や場所に振り撒いて清めます。この辺りは先にご紹介した道教の「清浄水」にも共通するものです。


「塗香」は「塩」による清めよりも、数倍効果を発揮しますので、神社仏閣の参拝時(自らを清める意味と、他の参拝客からの邪気、邪念を防御する意味、神社仏閣周辺に因縁のある霊などを防御する意味で)、または気分転換や、怠さが取れなかったり、体調が思わしくない時、集中力を高めたい時などにご利用頂ければと思います。


「塗香」は主にお寺や「香」の専門店で販売されているものを直接購入するか、若しくは通販などでも購入出来ます。


④432Hz(音響的アプローチ)


Photo:Collective Evolution

世の中に存在する「音」には世界的な基準が設けられていることをご存知でしょうか。


ピアノでいう49番目の鍵盤の音である「ラ(A4)」の高さを、どの程度の音の高さにするかを国際的な基準の元で正確に決めておくことで、これを基準にした音階が展開されます。これを「基準周波数」といい「A=○○○Hz」という表記がなされます。


1939年5月にロンドンで開かれた国際会議と、1953年の国際標準化機構(ISO)によって「A=440Hz」が定められました(ヨーロッパの一部の国では現在でも基準周波数より高い444Hz〜448Hzが使われていたり、日本でも442Hzが使われる場合があるようです)。NHKの時報の音は、この「440Hz」を3秒前の予報音とし、「440Hz」の倍数である「880Hz」を正時の正報音としています。


上の写真は、現在世界で標準的に使われている「基準周波数」の「A=440Hz」と、それよりやや低い「A=432Hz」それぞれの音を、水面に共鳴させた時に出る波紋を捉えた写真です。

左側が「A=432Hz」の波紋、右側が「A=440Hz」の波紋です。


ご覧になって分かるように「440Hz」は歪で、不完全な形をしているのに対して、「432Hz」は綺麗な紋様を形作っています。


生物の起源は、微生物から魚に進化したもの、そしてそれが陸に上がってホモ・サピエンスとなり、現在の「ヒト」に連なります。そして「ヒト」も母親の胎内にある「羊水」に浮かんで成長し、この世に生を受けます。この世に生を受けた後の我々人間もまた、身体のほとんどが「水」で出来ています。胎児では体重の約90%が、新生児では約75%が、成人でも65%ほどがその身体を「水」で占めているのです。生物、とりわけ人間の生体機能、構成要素として如何に「水」が大事なものであるかが分かります。


そう考える時に、「水」にこれだけの影響を与える「音」というものに注目せざるを得ません。特に妊娠中の母親の胎内にいる胎児は、その約90%が水で占められています。新生児でも約75%、幼児でもそれに近いパーセンテージが水で占められるわけです。とすると、母親が耳にする音楽、家庭や周辺環境から流される「音楽」の影響を少なからず受けることは事実の様です(胎児は妊娠16週目から聴覚機能が開始され、骨伝導を通じて母親の声が聞こえるようになります。最初は子宮と羊水に包まれて、外部の音はほとんど聞こえませんが、28週目前後から外部の音が聞こえるようになるといわれます)。


勿論、国際的な「基準周波数」が「A=440Hz」ですから、胎教で聴く音楽のほとんどは「440Hz」(またはそれよりも高い周波数)ということになります。万全を期した胎教を志すのであれば「432Hz」の周波数を用いた音楽を選択するのが最善なのかもしれません。



一般的な音楽で「A=440Hz」と「A=432Hz」を聴き分けるのは困難ですが、上の動画のようなギター単体で鳴らされる音であれば、比較的容易にその違いを感じることが可能です。

「A=440Hz」と「A=432Hz」による水の波紋の違いが掲載されている上に挙げた「Collective Evolution」によると「A=440Hz」は "脳に届く音楽" であり、「A=432Hz」は "心に届く音楽" であろうと結論しています。


「A=440Hz」の音楽でも心安らぐ音楽、感動させられる音楽は溢れていますし、そこで感じた安らぎや、感動こそが音楽の醍醐味であると日頃の私達は信じて疑わないわけですが、この「周波数」についての様々な要素を考え合わせると、実のところ心安らいだり、感動していると感じている音楽は内耳を経て、脳を刺激し、緊張や興奮をある部分で増幅しているもので「A=432Hz」は直接、そして無理なく心にアプローチし真にリラックスさせてくれるもののような気がします。


「432」は数字としても意味深く、宇宙や地球の様々な要素に「432」の倍数が関わっています(エジプトのギザにある大ピラミッドは地球の北半球の1/43200[432の100倍]の縮尺になっていたり、432を60倍した25920年は銀河の惑星歳差運動周期と一致したり)。

432について(2)...随所に見られる432の倍数

ピラミッドは北半球


「A=432Hz」が人間にとって良い作用をもたらす周波数であることは分かりましたが、世の中に氾濫している音楽のほとんどが「A=440Hz」という状況の中で、私達の生活にどう「A=432Hz」を取り込んで行けばいいのでしょうか。


最も簡単なのは、YouTubeなどの動画サイトで「432hz」と検索する方法です。実に様々な「A=432Hz」に調律された音楽を耳にすることが出来るでしょう。

自分のお気に入りのアーティストの楽曲を「A=432Hz」に変換するフリーソフトもあります。


それが「Audacity」です。


ダウンロード、インストール、使い方は以下のリンクを参照下さい。

https://ja.osdn.net/projects/audacity/


「Audacity」は自動的に「A=432Hz」に変換してくれるソフトというわけではなく、あくまでも音声ファイルを任意でトリミングしたり、エフェクトを加えたりすることが出来るというソフトですので、操作の過程で「A=440Hz」を「A=432Hz」に自分で変換しなければいけません。


手順としては任意の曲を読み込んで、「エフェクト」から「ピッチの変更」を選択し、「ピッチ」を「A」に、周波数を「440」から「432」に変更し、楽曲を書き出すだけです。

もっと簡単に、手許のiPhoneやスマホで!という場合には「A=432Hz」に変換してくれるiPhone・スマホアプリ「432Player」があります。アプリ上で曲をプレイするだけで「A=432Hz」で再生されます。


iPhone

https://itunes.apple.com/jp/app/432-player/id633600716?mt=8

Android

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.appums.music_pitcher&hl=ja


これらのソフト、アプリで「A=432Hz」に変換した曲と、通常の「A=440Hz」の曲を聴き比べると、「A=432Hz」は丸みを帯びた柔らかい響きがするのに対して、「A=440Hz」は若干の刺々しさを感じることになるかもしれません。是非、試してみて下さい。


このサイトのコラム記事の中で「汚れたり、濁った水(河川や池など)は導電率が高く、ここに電磁波などが作用して霊障の原因になる」ということも書いているのですが、成人の身体の65%が水であること、また周波数が「水」に大きな影響を及ぼすという、これまでここに書いて来たことを考え合わせると、「A=432Hz」は霊的な防御にも役立つ可能性があるのではないかという気がしています。


またオーストリアの哲学者・神秘思想家のルドルフ・シュタイナーは「432Hz」を利用した障がい児教育を行なっていたともいわれます。


周波数ということでは「ソルフェジオ周波数」がよく知られており、そこでは「528Hz」という周波数が特に注目されているものですが、ここでは触れません。


今回この記事では「自身の "浄化"」「"邪気" 祓い」を主題にしています。

「A=432Hz」を「浄化」の一種として生活に取り入れてみては如何でしょうか。


この分野の科学的研究、検証が進むことを希望します。



現在、当記事は加筆修正した上で「女性の心と体を調えるスピリチュアルメディアAGLA(アグラ)」にて掲載されております。以下のリンクからお読みになれます。


『「本当に効果のある浄化ツールとは 〜4つのアプローチで実践する心身と環境の浄化〜」』



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#セージ #道教 #塗香 #432hz #浄化 #ガジュマル #開運

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